腸内環境とお通じ

腸内環境が悪化する原因

腸内環境が悪い人は、ほとんどの場合、何らかの思い当たる原因があると思います。 暴飲暴食や不規則な生活習慣、そして偏った食生活、あるいは喫煙などです。 これらは、すべて腸内環境を悪化させる原因です。

暴飲暴食は、食べ過ぎ、あるいは飲みすぎなので体の消化器官に負担を掛けてしまいます。 また、不規則な食生活は消化器官に長期間なにも食べ物がない状態が続いたり、その逆で消化器官に食べ物がある状態が長時間続きます。 これも消化器官には良くありません。 また、偏った食事(代表例が野菜嫌いで肉ばかりを摂取する)ばかりすると腸内の善玉菌と悪玉菌の比率が変わり、悪玉菌が増えてしまうことが多いです。 悪玉菌は、体に害を及ぼす成分を放出するので腸内環境を悪くするだけでなく、体全体に悪影響を与えてしまいます。

また、加齢により腸の働きが悪くなることもよく起こります。 高齢となると体の機能が低下してくるのは自然のことなので病気ではないのですが、若い頃に喫煙や不規則な食生活を送っていた人ほど早くから腸の機能が低下するし、働きの鈍り具合も大きいようです。 だから、若い頃は暴飲暴食などの不健康な生活をしてしまいがちですけど、高齢になるとそのツケが来ることを肝に銘じて、若い頃から健康的な生活を送るべきです。

このことは女性の方で若い頃に肌を海水浴場などで真っ黒に焼いた結果、若いうちは肌にほとんどダメージが出なかったけど、ある程度の年齢になるとそれがシミやシワとなって表れてくることに似ています。 無理な事をすると表面にはすぐには出てこないのですが、実はその疲労が内部に溜まっているのです。 若くて元気が有り余っているので自分は大丈夫などと驕った考えをしていると、歳をとってから痛い目にあいます。 腸内環境に限らす体には負担を掛けない、これが健康を継続的に維持するための秘訣です。

便秘などの症状

では、腸内環境が悪い時には体にはどういった症状が出るのでしょうか? 症状は様々なのですが、主にお通じが悪くなったり、お腹が貼ったり、お腹にガスが溜まったりします。

ようは排泄機能が低下してしまい、便秘になってしまうという事です。 便秘は慢性化する症状です。 一旦、慢性化するとなかなか治らなくなります。 だから、そうなる前にラクトフェリンなどで腸内環境を良い状態に保つのが得策です。